贅沢と階級のイギリス

著者:竹本智志

著者:竹本智志

紅茶・紳士・残念な食事など、さまざまなイメージを帯びるイギリス。近代のクライマックス産業革命に至るまでのイギリス史を、贅沢と階級をテーマにお話しします。

皆さんこんばんは

あなたの教養をプラスするShidzu Plus

お届けするのは紫洲書院の竹本です

今回のオープニングは

“Großstadtlied” 作曲は Friedrich Schröder

1941年のレコードからです

今回このShidzu Plusはまだ3回目で

これからこのチャンネルを通じて

色々とお話をしていきたいことは

本当に無尽蔵にあるんですけども

手始めにイギリス留学組の端くれとして

イギリスの歴史とか文化について

今回はお話ししようと思います

ただご紹介するのは

面白くないと思うので

2つのキーワードにしぼって

「贅沢と階級」

この二つのキーワードに基づいて

イギリスのイメージって色々あると思いますが

例えば「紅茶の国」とか、「紳士の国」とか

もちろん「飯マズの国」でもあるんですけど

こういったイメージがいかにして

作られていったのか

これについてお話ししていきたいと思います

1. 後進国イギリス

イギリスでは贅沢禁止法下で貴族がファッションを独占する一方、江戸幕府の奢侈禁止令下では質素をよしとしたいきの美学が洗練されていった。

イギリスの歴史において

贅沢っていうキーワードを聞いた時

まずイメージされるのが

贅沢禁止法という法律ですね

この手の法律は

読んで字のごとく贅沢を禁止する法律なんですけれども

日本も実は贅沢禁止法に似たものを

発布した時代がありまして

例えば1628年、寛永五年の

「奢侈禁止令」という法律の下では

これは江戸時代の法律なんですけれども

「農民は麻の着物しか着てはいけない」とか

「商人はこれを使ってはいけない」とか

そういうことが規定されて

身分相応の暮らしをしなさい、と

そういう事を定めた法律があったんですね

イギリスも同様の贅沢禁止法という法律を

乱発していくんですけども

イギリスの場合は特に

階級社会というコンテクストの中で

これが際立っていくことになる

それではそもそもその贅沢禁止法っていう法律は

なぜ作られたのかっていうと

これには2つ理由があります

一つ目は道徳的な要請ですね

もともとイギリスという国にあった

「支配する側」と「支配される側」っていう

社会構造に付け加えて

特に中世なんかはキリスト教全盛の時代ですから

キリスト教の教えのもとでは

王様とか支配する側の人間っていうのは

その支配する権限を

神様からもらって支配してる

そういう考えが主流でした

王は王らしく、貴族は貴族らしく

逆に言うと農民は農民らしく、商人は商人らしく

身分をわきまえた生活を送るのが

宗教的な善であるとされたんですね

なので自分の身分をわきまえたライフスタイルが

道徳的に推奨されている

これが一つ目です

二つ目は経済的な理由です

イギリスと言うと

今ではもうヨーロッパの中の大国で

一角を占めるような国になっているんですけど

中世から近世にかけてのイギリスは

どちらかと言うと

島国であったということもあって

後進国の部類に位置していたんですね

実際にそのイギリスの上流階級の人たちが

先進的な文化・学問を追求して

イタリアとかスペインとか

地中海諸国に留学すること

これ「グランド・ツアー」というんですけど

そういう文化が割と最近まで根付いていた

そういう状況があったんですね

じゃあ後進国において贅沢品って何だ?っていうと

これはまず間違いなく輸入品なんですよ

例えば僕らが車を買う時に

同じ値段でもなぜかBMWのマークとか

ベンツのロゴが付いてた方が

高級感があるじゃないですか

あれと同じことで

当時のイギリスにおいては「舶来品」ですね

フランスとか大陸ヨーロッパから輸入された

毛皮とか、繊維とか

あとはそれを加工した工芸品ですね

手袋とかそういう風なものが

贅沢品とされたわけです

そういうこともあって

お金を持ってる人はこぞって

輸入品の工芸品とかを買い漁るわけなんですけども

政治家からしたら、それは困るわけですね

国内にも物を作ってる人がいるわけで

そっちを買ってもらわないと

経済が回らないので

国内製品を買ってもらうように仕向ける

っていう意味で

関税と同じような使い方で贅沢を禁止する

輸入品の消費をある程度制限する

こういうモチベーションが

二つ目の理由となっています

こうしたモチベーションは

確かに理解できるんですけれども

実際の贅沢禁止法という法律を見ていると

なかなか奇妙なものが出てきて面白いんですね

例えば1336年に施行された「贅沢食禁止法」

贅沢な食事を

平民が貴族の真似をしてしたらいけないよっていうことを

定めた法律なんですけれども

これがなかなかクリティカルなんですよ

これはどういうことを定めているかというと

まず「3皿以上の食事を、祝日であっても出してはいけない」

これは百歩譲って理解できるんですよ

豪勢なフレンチのフルコースみたいなものを

あまり食べるのはよくないよねっていう

そういうことですね

ここまではいいんだけど

この先が問題で、例えばですね

「澄んだスープを飲んではいけない」と

コンソメスープはダメなんですよ

豆とかを砕いたポタージュはいいんだけど

澄みきったスープはいけない

そういう法律があります

あとは「味付けは塩以外を用いてはいけない」

「百歩譲ってコショウまでオッケー」

「ソースはできるだけ用いないようにしなさい」

そういう条文があります

明らかにイギリスの飯マズ文化につながっている

これが遠因になっていると思われるんですが

こういうふうな法律も施行されていた

なので近代に入るまでは

社会の構図として

階級社会をバックにした貴族が

平民に対して贅沢を禁止すると

そういう流れが一般的であったと言えます

2. 階級社会のほつれ

女王を頂点にいただく身分社会の職種。この頃から比べるといかに新たな職が生まれ、その種類も爆発的に増えたかが分かる。この絵では全ての人口を銀行が支えているのが意味深。

ここで一回イギリスの人口の内訳を

紹介しておきたいと思います

フリップに出したんですけども

上位5%ですね

非常に少ない人口上位5%が

支配階級 “Great Ones” と呼ばれていて

その下に中産階級

これが現在と比べると圧倒的に少ない20%

例えば自分の土地を持っている農民とか

あとは知識を売る学者・教師

あとは弁護士とかですね

こういった人たちです

その下に圧倒的多数の “Lesser People”

今こんな言葉使ったら問題になると思いますけども

被支配階級、小作人とか労働者数、小間使い

こういった人たちがいると

全体的に見ると

圧倒的少数が、圧倒的多数を支配している

この貴族っていう階級は

5%って言ってますけれども

その実権を持ってる

貴族の称号を継承している人っていうのは

どの時代をとっても

コンスタントに400人ぐらいしかいなかったんですね

だからこの400人が

人口その他全てを支配してるという時代が

長く続きました

しかしながら長く続いていた

この貴族一強の状況を覆すようなイベントが

次々と起きていくんですね

この第一派となったのが

「百年戦争」です

百年戦争というのはイギリスとフランスとの

ドーバー海峡を挟んだ戦争なんですけども

1360年に一旦決着するんですね

一方的にその前にイギリスが勝ち進んでいたので

実質的な勝利

勝った軍隊が引き上げてくるとその

兵士が戦利品を持っているわけですね

その戦利品というのはつまり

フランスの工芸品とかフランスの産品

いわゆる贅沢品です

こういった贅沢品が

雪崩を打ってイギリスに入ってくる

こういう風に社会に実際にモノが入ってきて

富が増えていく

そうなるとこういう風に

なまじ階級がカチッと決まっちゃってるもんですから

下の階級の人は

上の階級の人の真似をしたがるんですね

上流思考という傾向が出てくる

そして今まで着られなかったような

高級な衣服・贅沢な衣服

そして流行の最先端を先取りしたような

“先進国”の衣服がたくさん入ってきたので

人々はそういうものをこぞって着るようになる

この社会の状況を表して

ウィリアム・ハリソンという人は

『今やイギリス人の服装は、

女は男のように派手になり

男はモンスターになってきてしまった』

こういう風な表現を残してるんですね

そうなると

飛び抜けた財産を持ってる商人とか

平民の地位を持った人が現れてくるわけです

そういう人はお金を持ってるので

やろうと思ったら貴族と同じような生活

同じようなものを着て

同じようなライフスタイルを追求する

力を持っている

実際に上流志向が流行っていく中で

例えばこのフリップに出しましたけれども

これはロンドンの商人なんですね

16世紀ぐらい、ちょっと時期はずれるんですけど

だんだん服装が派手になっていく

見ていただいたらわかると思うんですけども

完全に王侯貴族と同じような服を着ている

平民が

だから貴族としては

これが気に入らないわけですよ

ちょっと最近景気いいからって言って

ちょっといい感じの服着て

調子に乗ってるやつをとっちめたいと

こういったバックグラウンドがあって

さっきの贅沢禁止法というものが

オンパレードになっていく

こういった流れが出てきます

3. 借金天国

ボリヴィアの鉱山で採掘された銀の鉱石。

しかしそうした中で

17世紀ぐらいになってくると

イギリスが後進国のレッテルを挽回するような

チャンスが巡ってくる

このピークとして

産業革命というイベントが起こる訳なんですけども

この大きな流れを読み解く

3つのキーワードとして

銀、人そしてお金

具体的にいうと借金の流れ

こういったものが挙げられます

この一つ目の銀からいきましょう

16世紀後半からですね

ヨーロッパはスーパーインフレ時代を迎えます

さっきはちょっと言及しなかったけど

中世から近世に至るまで

あるいは近世そのものとして

大航海時代という時代がありました

要するに

ヨーロッパのイケてるリア充みたいな国が

外に出ていって弱いモノいじめをすると

そういう風な時代なんですけれども

海外に植民地を作る国がどんどん増えていく

地中海沿岸のスペインやポルトガル

これらの国が南アメリカに植民地を作っていく

この南アメリカっていう地域は

非常に銀が豊富なんですよ

銀とか金などの貴金属がよく採れるところです

ですから宗主国のヨーロッパの国々は

こういったところと貿易をすることによって

銀をゲットしてくることに成功するんですね

銀をゲットするということの意味なんですけども

当時のお金っていうのは

ガチの銀そのものなんですよ

だから銀の量が増えるっていうことは

お金の量が増えるっていことなんですね

あまりにも大量に銀が流入したものだから

お金が大量に増えすぎちゃう

そうするとお金の

相対的な価値が下がってきて

逆にモノの相対的な価値が上がる

こういうカラクリでインフレという現象が起きる

このインフレがどのくらい凄まじかったかというと

当時のイケてる国代表スペイン

その大都市マドリードでは100年

一世紀の間でモノの価格が10倍になっている

それくらい凄まじいインフレを経験していたわけです

このスーパーインフレによって

損した人と得した人がいます

まず損をしたのは貴族です

当時の貴族が

どういう風に収入を得ていたかというと

今で言うサブスクリプション契約を

農民と交わしていたんですね

農民の視点からいうと

自分は土地を持っていないから

土地を持っている貴族をつまえてきて

「年間10ポンド払うからこの畑を使わしてくれ」と

これに対して貴族が

「OK」って言って

サブスクリプション契約が結ばれるわけです

ただしですね

現代では例えば

このアプリのサービスを一ヶ月使うから

500円です、って月割りじゃないですか

そんなもんじゃないですね

当時のサブスク契約っていうのは

何世代っていう単位なんです

「お前の息子の息子の代まで年間10ポンドな」

そういう契約をすごい悠長に結んでいたんですね

しかしこの悠長なこの長期契約というものが

仇になってくるわけです

というのは

息子の息子の代まで年間10ポンドだから

さっきの例で言うと

一世紀の間にお金の価値は1/10になるわけだから

だんだんだんだん下がっていって

最終的には

元々の10ポンドの価値が

実質的に1ポンドの価値しか持たなくなる

収入が1/10になるわけです

こういう仕組みで貴族の収入は

どんどんインフレによって

下がっていたんですね

その一方で得をしたのは

工場経営者を筆頭とする

ブルジョワという人たち

さっきの身分区分でいうと中間層にあたる

中間の上の方の人達

これを説明するのに

二つ目の「人の増加」

というキーワードがあげられます

この時代人がそもそも増えている

そもそも増えている上で

例えば郊外の農家に5人子供が生まれましたと

そのうち、農家の土地を継げるのは1人

そうすると

4人の食い扶持がなくなるわけですね

この四人は職を求めて都市に集まる

こういう風にして都市の人口が

爆発的に増加する

人が増えるということは

そいつらの食べる食べ物とか

日用品、モノ一般の需要が増えるということ

工場経営者から見たら

モノは作ったぶんだけ売れる、っていう

すごい有利な状況ができてくる

この状況をうまく利用したのが

さっき言ったブルジョアという人たち

モノを作れば売れる

しかもインフレなんですよ

インフレって言うのは

スーパーインフレというのはとんでもない状況で

このブルジョアってのは

つまり起業家みたいなものですから

ビジネスを起こす

工場を作ってモノを売るビジネスを始めるわけですね

そういう人たちがまずどうするかというと

銀行から元手を借りてきて

その元手で工場を作って

モノを売るわけですよ

それでその借金っていうものには

利息がつくので

長く持っていれば持っているほど

自分が不利になっていくのが

一般的なんですけども

ここでスーパーインフレですね

スーパーインフレということは

例えば100万円借りてきました、と

さっきの例でいうとお金の価値は

100年後に1/10になっている

だから借金の100万円の価値が

どんどんどんどん減って

持ってば持つだけ借金が減っていくという

そういう異常な状況なんですよね

だから起業家の目線としては

借金したもの勝ちなんですね

湯水のように銀行から金を借りてきて

それでボコボコ工場を作る

カネを右から左に流すだけで

必然的に儲かっていくっていう

そういう時代を迎えることになる

だから貴族が没落していく一方で

中間層、特にブルジョワと呼ばれる成金

そういう風な起業家の連中が

どんどん富を蓄積して

経済的な実権を握っていくわけですね

そしてこのタイミングで入ってきたのが

皆さんおなじみ紅茶なんですね

この時代っていうのは

当然労働基準法がなかったので

超絶ブラックなんすよ

(元)大都市のロンドンとか

マンチェスターとかグラスゴーに行くと

資料とか記念館とかが残ってて

よく分かるんですけども

本当に六畳間とか四畳半ぐらいの部屋で

家族5人で暮らしてます、とか

家一軒に4家族が詰め込まれて

過ごしてますとか

ウィークデーの起きてる時間は

ほとんど工場で過ごすみたいな

そういう超苛烈な労働環境が

当たり前のように通っていた

だからそんな状況で働かされる

労働者にとっては

疲労回復の手段を見つけるってのは

死活問題なんですよ

リラックスできる方法が見つからなかったら

リアルで死んじゃうから

そういう状況だったんで

労働者がこぞって疲労回復の手段

良い手段が無いかと探すんですけども

ここでひとつの噂が流れた

「砂糖がいいらしい」

砂糖が疲労回復に良いらしいという噂が流れて

それでみんな砂糖を買いに走るわけです

でもこれをお菓子にするための

労働力も時間もないわけですから

これをどうやって摂取しようかとみんな考える

ここでもう一つの噂が流れる

何やら東洋から運び込まれてきた

“Tea” という液体に砂糖を入れると合うらしい

そういう風にして

労働者がみんな

お茶を買いに走るわけです

紅茶を仕入れてきて

それに砂糖をしこたま入れて飲む

そういう習慣が定着していく

あまりにも流行ったものだから

やがては

貴族の方にもだんだん浸透してきて

ファッションとしてのお茶会という

文化が出てくる

ファッションとしてっていうのはつまり

スタバでMacBook開いて”作業”してますみたいな

それがおしゃれみたいな

そういう価値観が残っていくわけです

なので工場がどんどんなくなって

みんなの生活水準が上がった後にも

紅茶を飲むっていう習慣が定着したんですね

4. 必殺アダム・スミス

一般に自由放任主義と関連づけられるアダム・スミスは、その主著においてむしろ道徳と倫理の視点から経済理論を組み上げた。介入なき自由競争をベースにする自由放任の思想は、やがて19世紀のケンブリッジ学派に受け継がれていく。

ということで

産業革命というものは

いろんな方々に利益と損害をばら撒いた

一大イベントだったんですけれども

市民階級のブルジョワと呼ばれる人たちが

財産を蓄えていき

経済的な力をつけていく

そうするとやっぱりいつの時代も皆

考えることは同じなんですね

百年戦争の時と同じように

上流階級の真似をしたくなっちゃうんですね

ブルジョアが貴族の真似を

したくなっちゃうんですよ

それで百年戦争の時は

まだなんだかんだ言って

貴族が強かったんですね

だから貴族主導で

贅沢禁止法ってのバンバン打って

この身分秩序を保っていこうということが

できたんですけども

産業革命はあまりにもインパクトが大きすぎて

経済界のすべてはもうブルジョアが実権を握っている

貴族にはもうなす術がない

その上にこれまで贅沢を禁止した方が

経済的に回っていたものが

今やもうそれを奨励したほうが

自由放任の方が経済が回るんじゃないか

っていう風な経済理論に

シフトしていくわけですね

これを主導したのが

アダム・スミスなんですけども

彼は書簡でこういうことを言ってます

ポーランドだったかな東ヨーロッパの国で

新しく贅沢禁止法が施行される

といった時のレスポンスとして

『王あれ大臣であれ、

贅沢禁止法の施行は

非礼かつ僭越極まりない』、と

これは刺激的ですよね

つまりですよ

これまで長きにわたって

その国を支配してきた

王とか貴族を指差して「僭越である」、と

「お前ら余計なことすんな」と

そういうことを言っているわけですね

アダム・スミスらが主導した自由経済というものは

確かに経済的に、贅沢を推奨しましょう

そういう側面も持っていた

でもその一方で、

長らく続いてきた貴族主導・王主導の

階級社会にトドメを刺したっていう

別の側面もあるんですね

この側面を頭の片隅に置きながら

アダム・スミスの著作を読むと

ちょっとまた一味違ってくるので

おすすめです

5. まとめ

ということで

今回はこのあたりにしておこうと思います

今回はあんまり深入りしなかったんだけれども

「紳士の国」ってイメージがありますよね

この紳士 / ジェントルマンっていうものは

産業革命の中でいい格好ができるぐらいに

経済的な余裕を持ってきた

市民階級の人々のことを指すことが多いんですね

ただ、彼らはさっき言ったように

上流志向の傾向に基づいて

貴族の丸パクリをしただけなんです

だから大本をたどると、貴族に行きつく

しかもその中で

ファッションリーダー的な存在がいてね

彼らの事を「ダンディ」と呼ぶんですけど

このダンディにジェントルマンの原型が行き着くわけです

しかしながら

このダンディって呼ばれる人たちの美学っていうのは

一筋縄では理解できなくてね

本当にまさに産業革命で

貴族がもう追い詰められた

っていう状況にしか発生しえない

滅びの美学と言ってもいいような

ちょっと難解な美学なんですよ

ですから次回はこのダンディズムの美学について

お話ししたいと思います

それではみなさん

またお会いしましょう

  • 川北稔(1993)「洒落者たちのイギリス史」

  • 青山吉信(1991)「概説イギリス史」
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この記事の投稿者情報

竹本 智志

竹本 智志

専門分野:犯罪科学・近代思想・歴史
ロンドン大学UCL卒(BSc, 保安・犯罪科学)
紫洲書院の出版部を担当し、運営実務を行う。

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